JR西日本は12月9日、「大阪駅(うめきたエリア)開業に伴う運行体系等について」というプレスリリースを発表しました。
東海道支線の地下化工事が大詰めを迎え、2023年春に地下ホームが設置されて、大阪駅のうめきたエリアとして開業します。うめきたエリアは従来の大阪駅(西側エリア)と連絡通路でつながります。
うめきたエリアには、特急「はるか」「くろしお」が停車し、関西空港などへのアクセスが便利になります。
そして、現在新大阪どまりのおおさか東線が大阪駅うめきたエリアに乗り入れることが正式に発表されました。大阪駅うめきたエリアへのおおさか東線乗り入れは、これまでも予想されていました。
正式発表がなかなかないことから中止になったという観測もありましたが、これで安心です。中止になったのではないかと書いていたブログの運営者は反省してください。
おおさか東線がうめきたエリアに乗り入れることで、大阪駅への所要時間が4分短縮されます。また、大阪駅へのルートが阪急京都本線とおおさか東線+東海道線に加えて、もうひとつ増えることになります。
さらに、おおさか東線の直通快速が新たにJR淡路駅に停車することも発表されました。直通快速は現状1日上下各4本のみの運転で影響はさほど大きくないものの、淡路で乗り換える乗客が増える可能性もあります。
JR淡路駅は淡路駅前ラボからは徒歩6分。JR淡路駅から大阪駅まで10分。うめきたまで20分以内に到達できる計算です。
うめきたには阪急大阪梅田駅から徒歩で向かうよりも便利になりそうです。