淡路駅の賃貸事務所(レンタルオフィス)・シェアオフィス「淡路駅前ラボ」から淀川花火大会は見えるか問題

淡路駅(大阪市東淀川区)の賃貸事務所(レンタルオフィス)・シェアオフィス・コワーキングスペース「淡路駅前ラボ」には、日当たりのよい屋上テラスがあります。

阪急京都本線と阪急千里線の連続立体交差事業の工事現場も一望できます。
淡路駅の賃貸事務所「淡路駅前ラボ」屋上テラス
今後防水工事を予定していますので工事完了後は休憩等にご利用いただけるようになります。

先日、改装工事の打合せをしていると、工事関係者から「屋上から淀川の花火は見えないんですか」と質問がありました。

それまで淀川花火大会のことは全く想定していませんでした。そこで、今回淀川花火大会がみえるのか検証してみました。

まず花火の打ち上げられる方向と距離を確認します。

淀川花火大会の打ち上げ場所は、阪急神戸線・宝塚線・京都線の十三駅の近く、十三バイパスとJR神戸線・阪神高速池田線の間の淀川です。

Googleマップには、地図上で任意の2点間の直線距離を計測する機能があります。それを使って「淡路駅前ラボ」と淀川花火大会の打ち上げ場所の方向と距離を計測しました。
淡路駅の賃貸事務所「淡路駅前ラボ」と淀川花火大会打ち上げ場所の距離
(クリックすると拡大します)
それによると、距離は4.6㎞。方向はマップを拡大して直線部分がどこを通っているか確認します。とはいえ、目標物がないのでは屋上テラスから見てどちらの方向かわかりません。

実は「淡路駅前ラボ」の屋上テラスからは、西中島南方のキーエンス本社ビルの天端部が見えます。
淡路駅の賃貸事務所「淡路駅前ラボ」淀川花火大会見えるか
拡大するともっとはっきりします。(写真では見えづらいかも)
淡路駅の賃貸事務所「淡路駅前ラボ」淀川花火大会見えるかキーエンス本社ビル


(写真には写らない感じだったので動画にしてみました。画面中央よりやや左側、高架のすきまで点滅しているのがキーエンス本社ビルの航空障害灯です。白っぽく見えますが、実際には赤色の点滅です。)

そこでキーエンス本社ビルを目標物にします。すると、直線はキーエンス本社ビルの南東角あたりをかすめるように伸びています。

つまり、キーエンス本社ビルの少し左側あたりに花火が打ち上げられるのです。でも、高架に隠れてしまう可能性もあります。そこで高さを調べます。

ネットで検索するとキーエンス本社ビルの最高部は約110m。さらに先ほど同様にGoogleマップで、キーエンス本社ビルとの距離を測定すると1.67㎞でした。

そこで距離と高さが比例関係になるはずですので、1.67㎞離れた場所の110mの高さが、延長線上の4.6㎞離れた場所では何mの高さになるか計算すると、302mとなりました。

つまり約300mから上に打ち上れば、高架の隙間から花火が見えるのです。

「なにわ淀川花火大会」の公式サイトに花火の打ち上がる高さやどのぐらいの距離まで開くか記載されていました。

打ちあがる高さでいうと8号から10号くらいの玉であれば、見えそうです。開く距離も考慮すると6号や7号の玉でも見えそうです。

全て見えないのは残念ですが、電車越しに見える花火というのは、鉄道ファンの皆さんにはたまらないのではないでしょうか。

花火大会の日は撮り鉄さん向けに入場券を販売してもよいかもしれません(笑)。

ちなみに「なにわ淀川花火大会」公式サイトによると、今年(2021年)の花火大会もコロナ禍で中止を4月20日に決定しているようです。

一日も早くコロナ禍が収束して、花火を見物できる日がくることを望みます。

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